湘南食育ラボ
食育で子どもたちの限りない未来を

湘南食育ラボは、学校法人湘南学園のカフェテリアを主に運営するNPOです。

 学校法人湘南学園80周年の記念事業の一環として2013年に「カフェテリア」が誕生しました。カフェテリアの運営の在り方は、学校法人はもとよりPTA、同窓会、後援会がチームとなって議論された結論が、「食育を理念に保護者」が運営するNPOの設立によるものでした。

理念は卒業してもお子さんが思い出してくれる寮母さんが作る料理

 「食育による保護者による学食の運営」の形は、湘南学園独自の文化によって生まれたといっても過言ではありません。カフェテリア開業の準備・計画の推進は、学校、PTA、同窓会、後援会と協働し、実務は現役の保護者(お母さま)、OBの手により図られました。
 開業後、走りながら訴求した「食育の理念」は、「卒業したお子さんたちが思い出してくれる寮母さんがつくる料理」でした。食材の選択とともに、料理を創るプロセスも「食育」
という精神です。

食育活動にゴールはない

 食をめぐる環境は、食料の天然資源の枯渇、土壌、添加物、遺伝子組み換え製品などの問題とともに、子育てをめぐる社会的の変化は刻々一刻と変化し続けています。カフェテリア運営も、環境の変化を見過ごすことなく成長を続けることに存在意義があると考えています。普段、接しているお子さんたちから学ぶこと、保護者の方々との距離をさらに縮めることが、生きた食を産み成長につながるという思いがあります。

「食」によるコミュニティが未来を育む

 「食育」の目的は、成長期にとどまらず一生を健康に過ごすための知恵を身につけるところにあると考えています。健康を保つための食の選択を、身に着け日々の生活を生かす知恵の必要性は、お子さんたちに留まらず地域を含めたすべての人たちに共通するものです。
 「食」によるコミュニティは、様々な視点から食を見つめ専門的知見の他、社会の生きた情報を媒体に、知恵を深める場になればと考えています。湘南食育ラボは、食の提供ととともに食をめぐるコミュニティづくり取り組んでまいります。

 「食育」を理念に、高い理想を掲げて誕生した湘南食育ラボですが、まだまだ成長の過程にあり、取り組むべき課題も多様です。多くの方々からのお力を得て、食による貢献を目指して成長を続けてまいります。